今回は、ご相談いただいた中で、リペア以外の方法をお勧めした実例です。
平成6年式の日産プリメーラ 外装は程度もよく、ナンバーの県も二けたの、貴重な車です。
が、ダッシュボードが紫外線にやられてボロボロです。
運転席側に、何本も深く大きなひび割れが走っています。
他にも、小さなひび割れが多数走っています。
表面だけでなく、内部のウレタンも割れています。
恐らくボンドか何かで修復しようとしたのでしょうか、跡が有ります。
一個一個、穴を特殊樹脂で埋めて、全面に革のようなシボを模した塗装をすることで、一旦はキレイに補修できないことは無いですが
恐らく半年もしたら、リペアした場所は無事でも
別の場所が割れてくるでしょう。
また、そのリペア補修費用もかなり高額なものとなってしまいます。リペアして、その場は一時よくなったとしても、そういう将来が見えている以上、お受けするわけにはいきません。
良いお話でしたがお断りさせていただき、
上にかぶせるカバーを車種別に作って出しているところをご紹介提案させていただきました。
また、中古でパーツが見つかる可能性が高く、交換が容易な場所の場合も、たとえリペアが可能であったとしてもそちらの方法をお勧めすることもあります。
逆に、パーツの入手が難しい、交換に手間がかかかるなどの場合には、リペアが大変有利です。
お客様にとってどちらがメリットがあるかを説明し、選択していただきます。
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